☆エロ屋さんの戯言☆

長年エロ屋に関わっている自分の日常のあれこれや戯言を綴っています☆

源氏名を愛する理由

小学生の頃、姉が離れた大学病院で3年ほど怪我の治療を受けていた為、私は祖母の元に預けられていた。妹はまだ小さかった為母の元で過ごしていた。

祖母の住む村はかなりの田舎で、生徒の数は数十人。2学年毎に同じ授業を受けていた。
そんなこんなの村に金村さんという女の子が転入してきた。こんな田舎に転入生とは珍しい。しかも標準語で話すなんて、なんておしゃれなんだろう。
ある日、私は仲の良かった優子ちゃんと一緒に金村さんの家に遊びに行く事になった。
金村さんの家は古いトタン屋根の平屋だった。
トタンの亜鉛メッキの鋼板の匂いは、大好きな鍛冶屋さんと同じだ。私はなんだか親近感が湧いた。
金村さんは「お母さんまだ帰ってきてないみたい」と言い私達を居間に通してくれた。
居間のタンスの上に飾ってある家族写真らしきものが目に止まった時だった。
玄関から金村さんのお母さんが帰ってきたらしい。
私達の靴を見ての事か凄い勢いで居間まで来ると、慌てた様子で飾ってある家族写真を伏せた。
「こ…こんにちは…お…じゃましています」
ただごとではない様子に金村さんは「明日学校でね」と言ってきたので、私と優子ちゃんは返事をして家を出た。

「金村さんのお母さんなんじゃったん?」「わからんけどびっくりしたね」「まきちゃん写真見た?」「うん…」「ウチも見たよ」それ以上は特に2人とも何も話さなかった。

姉のお見舞いに行ける月に1度だけ母と話す事ができた。私は先日の金村さんの話をした。
写真の金村さん達はお雛様の三人官女のような派手な着物を着ていた事も話した。この頃は今と違って情報が少なかった為、それがどういったものなのか分からなかった。そしてなぜ金村さん達があの村に来たのかも分からなかった。
「それチマチョゴリだよ。韓国か朝鮮の人が着るやつよ。日本でいう着物だよ。外国の友達ができて良かったね」と母に言われて、私は金村さんが日本人ではない事を知った。
歴史なんてちっとも分からなかった私はそうなんだぐらいにしか思わなかったが、祖母の店の「お断り」の張り紙の内容がよぎり、これは人には言ってはいけないことなのではないかと思った。それはただなんとなく。
 
母は帰り際に「お父さんのフィリピン人の恋人に子供が生まれたから弟ができたんよ。金村さんも弟も外国の血だね。楽しくなるよ」と嬉しそうに言った。この時の母の言葉は私の人格形成に少なからず影響を及ぼしたのではないかと思う。たぶんそれは良い方向に(その弟とはお正月の限定ブログで晒したJである)
 
 
 
 
帰り道、私は数年前に出会ったお兄さんの事を考えていた。
幼稚園や学校を度々脱走していた私は、近くの高校によく潜り込んで隠れていた。金網の向こう側は野球のユニフォーム姿で埋まっていた。ユニフォームというか練習着なのだが。
ある日の夕方の練習前。そこにいたお兄さんは、ふとこちらに気付き近くまで来ると何かを投げてくれた。泥だらけのミニカーがなぜか校庭に落ちていたらしい。
かなり高さのある金網を超えて円弧を残すミニカーは圧巻だった。他の生徒に呼ばれていた名前とマジックで胸元に書かれた字を記憶して、家に帰って紙に書き残しておいた。こんな田舎にも凄い人がいるんだ。
その後脱走を繰り返してはお兄さんを探したが、100人以上いる野球部員からは捜し出す事ができなかった。いよいよ校庭まで忍び込み、大きな石段に座りお兄さんを探した。ここまで来るとおそらくあの人ではないだろうか?と目星が付く。
甲子園の時期になると千羽鶴を送る習慣がこの町にはあった。私はひそかにお兄さんの名前を鶴の羽に書いて送った。あの時の事を書いたことろで本人が見てくれるわけはないと分かってはいたが。
 
 
 
 
 
ある日学校に行くと金村さんの机を数人の男子生徒が囲っていた。
「おまえ、朝鮮人なんか?ワシのばあちゃんが言っとったんじゃけど」「ワレ答えてみんさいや」
小さな田舎だ。なぜか金村さんの事情はすでに広まっていた。金村さんは黙って下を向いていた。
「ワレ、ウチらと同じじゃないんじゃろ?」
私は何もできず見てみないフリをした。火の粉が来ない様に。そして言ったのは私でもないし母でもないし優子ちゃんでもない、と思う事しかできなかった。
ちょうどその時先生が教室に入ってきて事の重大さに気付き、男子生徒を怒鳴りつけた後朝の会(懐かしい)を始めた。
 
「金村さんは私達と同じです。私達日本人と何も変わりません」
 
その日を最後に金村さんは学校に来なくなり、数週間後に転校してしまった。優子ちゃんと金村さんの家に慌てて行ったが、もちろんすでに金村さんはいない。取り壊しが決まったトタン屋根の家はロープで囲まれていた。全てが今さらだった。
 
 
 
 
 
数年後、私は高校生になりラーメン屋でバイトを始めた。そこで同世代の女の子と仲良くなった。
ある日ミスタードーナツって知っているか?という話になり、私達は遥々ミスドに向かった。
甘味処は普段話せない様な事も話してしまう女子の不思議な聖地であった。
「まきちゃん。私実は朝鮮人なんよ。この辺りは多いんよ」「ええ?そうなん?知らんかった!」
私はふと金村さんの事を思い出した。もちろんこの女の子は金村さんではないが、あの時いなくなってしまった理由を知りたくて話を聞いてもらった。
私達はあの時どうすれば良かったのだろう。私は何を言えば良かったのか。しかしそれが知りたいのというのは建前で、本当は勝手な懺悔のつもりだ。今話せば許されるような気がした。
「そっかー…それは私ももう学校行かんかも」
「そうだよね…」やはり先生も含め皆が間違っていた。黙ってしまった私を手引いてくれるかのように彼女は話し始めた。
「まぁ難しいよね。悪気ないんだしね。今は…本名は?って聞いて貰えたら私は嬉しい。一緒の時は本名で呼ばれたい。私はソヒョン。実は私繁華街で夜の仕事しとるんよ。17歳でも働けるんよ。そこは外国人ばっかりじゃからみんな本名で呼び合っとる。まきちゃんもソヒョンって呼んで!」
 
 
 
 
帰り道なぜか涙が出てきた。
彼女を承認してくれるのは夜の街。
私は彼女を不憫に思っているのだろうか?それともあの時の罪悪感なのか。はたまた彼女に話した事で禊になったとでも思っての事なのかは分からない。ただ私には「浅井真紀」という名前があるのだと思いながらぼんやりと路面電車から見える繁華街を眺めた。
やはり私達と金村さんは同じではなかった。ソヒョンも同じではない。
「金村さんは私達と同じです。私達日本人と何も変わりません」
私達は同じではないのだ。でも彼女達は決して私達に守られるべき社会的弱者でもない。彼女達を弱者に仕立て上げる私の見下げ果てた涙は、なんと胡散くさいのだろう。
もう知らん。寄り道したる。私はソヒョンが働いている繁華街を抜けて、広島市民球場で当日券を買った。
ソヒョンも好きだと言っていたお兄さんと言うにはとうに似つかわしくなくなった彼は、今では私が見つけ出す手間もなくテレビを点ければ簡単に見つけられる。
それでも地面を跳ねるボールに観客から「帰れ!チョ◯が!!」と無情な野次が飛ぶ。続けて次々と口々に好き勝手な言葉が飛んできては行き来する。
私はただ悲しいだけで、あの時の金村さんの気持ちのほんの少しも分からない。
お兄さんはあの時からずっとスターなのに。あんな田舎からやっと広い世界に出れたかと思ったのに。
人のアイデンティティを構成するものを壊す事が、一部の人にとんでもない享楽の波を起こす。それはどこに行ってもどんな時代でも、何より相手がどんなに優れようと変わらない。
 
 
 
 
数年後、東京に出てきた私は源氏名で働いていた。
本名を持ちながら、本名で呼ばれない世界に人生の半分以上身を置く事になろうとは、あの頃の私には推測するにも余りにも根拠がなかった。それぐらい素朴な日常で平和だった。
しかし今ではすっかり源氏名が愛しい。本名より私を助けてくれた存在かもしれない源氏名が大切だ。
数々の名前を自分に付けたが「まき」「まい」の名は群を抜いて私本人が受けるに値しないほど愛しいものになった。それはきっとたくさんの人に認められ、愛して貰ったからに違いない。
 
この名はここ以外では、どこで何をするとしても使わないと決めている。私にとってこの名前を名乗るのはあの時が最後で、あの時にいただいた真紀真依ブランド(そんなものはないが)は籍を置く場では遺却した。さようなら真紀真依。
よく本名を聞かれる事があるが本名を教える事には抵抗はない。しかし知られる事によって源氏名で呼んで貰えなくなる事が寂しいのだ。
私は芸能人でも何者でもないが彼らが本名を公表しているからと言って、その名で呼んで欲しいと言っているわけではないように。
本名を知る事でまたは呼ぶ事で親近感や優越感が湧き、相手との距離を縮め特別感が出るという心情は相手の都合で、私にとってはむしろ逆である。
貴方の前では私は疑わしさがないほどに真紀真依なのだから。
 
そう思えるのは私には本名があり、そこには全ての「本当」が存在しているから。国籍はもちろんのこと公に証明できる全てがあるから。
歌舞伎町で会ったとある女の子は戸籍すらなかった。あの子は法的にはこの世に存在していなかった。「私の全てはここにしかないから」と言っていた彼女の言葉が忘れられない。
私はきっと生涯、あの子とも金村さんともソヒョンとも分かり合える日は来ない。そしてかつて好きだった恋人の気持ちも分からない。
あの時に彼と国籍を変える決心がつかなかったのは、例え書類上での変化でも大切な人達とのご縁が無くなってしまう気がしたから。それは私にとっては彼よりも大切にしたいものだった。
民族的偏見を向けられることなく小さな島国で日本人として生まれ、当たり前に本名を持ち挙句好き好んで源氏名を名乗る私には、彼女達の気持ちを知り得る事はできない。
結局のところ私は源氏名で呼んで貰えることで、都合良く事が進んでいく恵まれた本当を思い知る事ができるのだと思う。
 
今でもあの時のお兄さんを見る度に金村さんとソヒョンを思い出す。飾りっ気もなく自分の身の上話をする彼女はとても魅力的であった。彼女達は幸せにしているだろうか。日本にいるのだろうか。
どちらであっても敢えて好き好んで偽名を名乗りたがる正反対の私の話にも、彼女達は耳を傾けてくれる気がしてならない。
私は今もイイ年して時には「まいちゃん」「まきちゃん」なんてちゃん付けで呼ばれては、浮き立つ思いに嬉しくて照れ笑いしてしまうのだ。
 
 
 
 
 
まきまい
 
 
 
 
 
 
この名を呼んでくれる貴方にお礼を申し上げます。ありがとうです(*´∀`*)
*現在本名で呼び合っている貴方にお辞めになってって意味ではないのよ念のため。
そして今回の内容は場合によっては色々プライバシーが割れるので頃合いを見て一部削除します。
 
 
 
 
 
 
次回はこんな事して過ごしていました。です。
限定公開になりますのでパスワードを入れてお越しくださいませ。
パスワードは「まきまい」です。Twitterからお知らせします。
 
 
フォロワーさんに「この女性を見てまきちゃんを思い出します」と言われて嬉しくなりました。
うれしいー!ありがとう!

 
 
 
 


包茎手術⭐︎横川さんの記録⭐︎後編

40分を過ぎた頃、横川さんから連絡が入った。
前方から現れた横川さんはいつもの爽やかさも威厳も失い表情も虚ろだった。
「あ…安定感を失いましたね」「まきちゃん…日暮里には生地がたくさんありますね」
どうやら思考能力が落ちているようなので、しめしめと私は好きなラーメン屋「馬賊」に誘いまんまとごちそうして貰った後、横川さんと別れ日暮里を出た。




*この後ちんちん画像が炸裂するので覚悟してスクロールして下さい。

ちなみに痛々しい部分は血ではなく消毒液の色です。








翌日1枚の写真が届いた。







さすがに加工なしでは載せれなかった。見た印象では皮に余裕を持たせて切除したように見えた。割と針数は少ない。大きな腫れもなかった。
横川さんの話では麻酔もそんなに痛くもなく、手術中は無痛。様々な体験談から覚悟はしていたがこの程度で済むのかと拍子抜けしたとのこと。
数日間は処方された抗生物質を服用。抗生物質は本当に人類の歴史を変えた大発見だと思う。
抜糸まではシャワーなどの水滴が残っていると化膿しやすい為優しく拭き取り、包帯でぐるぐる巻きにする。
その間立ちションをすると予期せぬ放射器になる為、座りション必須になる。座りションは横川さんの男性としてのプライドを傷付けた。

*おまけ。座りションにもメリットがありますが、個人的には日常的にするのはおすすめいたしません。尿管を圧迫した形になるので尿管に尿素アンモニアが溜まり炎症を起こしたり、EDや最悪の場合睾丸癌の原因にもなり得るためです。やはり人間の体の構造には意味があって理にかなったやり方があるのだと思います。



仕上がりまでの数ヶ月、私は定期的に横川さんのちんちんの画像を送って貰ったり直接拝見したりして観察した。
そして10日後、抜糸の日が来た。
化膿するのをビビって消毒液を塗り過ぎていたが為に、包帯がくっついてしまい剥がす時に痛くてびっくりするハメになった。抜糸はチクっとする程度。それ以外は手術から完成まで一度も痛いと思った事はなかった。この時点で予想より皮が余っていたのが気になったが、先生によると時間の経過と共に皮の様子も多少変わるとのこと。横川さん談。
やはり隠れていた皮膚の部分が出てツートーンにはなっているものの縫合の跡は現時点でもかなりキレイ。
色合いについても今後変わってくるのではないかと予想される。

*写真は削除






さて、完成までの間横川さんは本当に覇気が抜けていた。内勤スタッフとして一緒に働いていたのだがまるで別人のように腑抜けていた。
横川さんは優秀な人なのでミスをする事はなかったが
ぼんやりと外を眺めてはうなだれを繰り返し、いつものエネルギッシュで爽やかな紳士的な雰囲気がなくなっていた。いつも女の子の髪型など容姿に変化があると爽やかな笑顔で褒めるのだが「俺みたいな奴が何言ってるんだ」と独り言を言ったりと卑屈な男性になってしまった。
「まきちゃん…あのさ…男にとってちんちんとは何かって事が心底わかったよ」
以下は横川さんが私に語った事をまとめて書く。決して私の意見ではない。

「ちんちんとは体だけではなく心と連動している。
自分(横川自身)が堂々としていられたのはちんちんに自信があったからだ。もし誰かに求められたらいつだって機能するちんちんを提供できる、という自信があった。実際に有事の時が来る来ないに関係なくいつだってそう思える事が生きる活力になっていた。
高圧的な人や非常識な人を見ると「どんだけ良いちんちんしてるんだろ」と思ったりお店の女の子に筋違いなクレームを言ったり、巷で女性を査定にかけるような人には「よほどちんちんに自信があるんだな。そうでなかったら生き恥だぞ」と思っていた。
生まれ持ってちんちんが立派な人間はちょっとやそっとではへこたれない神からの贈り物を貰ったと言っても過言ではない「あいつら俺の事バカにしてるけど俺は凄いちんちんの持ち主だ」と思えば乗り越えられるのだから。俺はその為に良い生活習慣を徹底して正しく性と向き合い年齢に抗った良きちんちんを育ててきた。その努力そのものが自分の自信にもなっていた。ちんちんとはそういうモノだ。しかし今の自分はどうだろうか。包帯でぐるぐるに固定して座りションをして…それなのに何を持って堂々としろと言うのだ」


活字に起こしてみたものの一部審議が必要だ。
非常識なお客さんのクレームについては自身のマナーを問いたくはなるが、ちんちんがどうとかは関係ないのではないかい。良い生活が良いちんちんを作るのはごもっともだと思うが。いや、まさか男性にとってちんちんとはここまで死活問題だとは思わなかった。だとしたら長年エロ屋をやってきたにも関わらず不勉強だった。ごめ…。いや、なんだか謝りたくない。

そんなこんなで横川さんはしばらくの間、このようなメンタルで過ごす事となった。
そして現在術後約半年経った横川さんは本来のワイルドでエネルギッシュな姿に戻り、ちんちんはこのような仕上がりになった。 
そしてめでたくこれにて横川さんのちんちん通信は終了となった。

ついに完成なのだ。



正直な感想として今まで見た症例でトップクラスのキレイな仕上がりだと思った。若干の色味の差はあるものの縫い跡や傷については本当に素晴らしいと思う。
本来この手術をするきっかけになった皮が被ったところが切れてしまう点については頻度は減ったものの完全には改善されておらず、これは余裕を持って皮を切除して余らせた結果なのではないかと思った。
しかしこの皮に余裕を持たせたお陰で傷跡が引っ張られたりせずキレイな仕上がりになったのかもしれない。それらを考慮しても横川さんはやって良かったと言っている。

数々の体験談を聞いた中でも横川さんの場合はカウンセリングから完成まで、かなり良い例だと私は思った。途中腑抜けてしまったが一度も痛いと思った事はなく、腫れもなく仕上がりもキレイで何事もなく無事に完成した。
なのでもしこれから手術を検討している人がいたら、この症例はあくまで参考までに読んで貰えると幸い。包茎手術や整形手術にしろ何にしろ世の中には誰かにとって都合が良い情報で溢れている。前編にも書いたように医術は魔法ではなく、医者も人間だということを念頭に置かなければならないと思う。

このブログを読んでくれている人の中に包茎手術をして、包茎は改善されたものの仕上がりに何らかのコンプレックスを持っている人もいるかもしれない。
御本人にとっては大きな事なのだから私の言葉が何にもならないのは承知。それでも私の気持ちを正直に書くと、何も恥ずかしくないしおかしくもないし貴方のちんちんは悪くない。私は全てのちんちんの良いところを必ず述べれる。
私は手術跡がどうこうだからと言って、何かネガティブな事を思った事は全くない。調べて通って手術をした労力や勇気は相当なものだったと思うし、それについて考えもせずにどうこう思うような人は貴方にとって必要ない。


余計な事を書くが「お店に行ってもバレなかった」と言う人もいるが、多くの場合それは考えにくい。「指摘されなかった」の方が適切だと思う。
私が指摘しない理由について耳を傾けて貰えたら有難い。
私は私のテリトリーに入られる会話が嫌いではない。
例えば「なぜ子供がいないのか?」「何の病気になったのか?」「恋人の有無、既婚か未婚か」「選挙は何党に投票したか?」などなど一般的にはタブーになるような会話も、むしろ有難い。自分の話ばかりしたい自己顕示欲が強い人が多い昨今、私に興味を持ってくれてありがとうなのだ。
でもそういったデリケートな会話には、お互いに最低限のルールを成り立たせる責任を伴うものだと思う。
場合によっては相手を傷付けたり大変な事になるかもしれない。だから尋ねた先のその答えがどのようなものであっても、しっかりとした受け答えと許容を持たなければならないと思っている。
相手の回答が自分の理想のものではなくても感情的になるべきではないし、意見を押し付けてはならない。興味本位が責任を上回ってはならない。デリケートな何かを尋ねるにはそれなりの責任を持って聞くべきだと思っている。

ちなみに我が国ではそのコミュケーション能力を向上させるよりも、触れない事の方がてっとり早くて正しい傾向にあるように思える。昔からそういうことわざが多い。匿名掲示板やTwitter利用者が世界一多いのも、対面でのコミニュケーションのリスクを負いたくない人が多い側面もあるからだと思う。対面では黙っていた方がお互いの為なのだろう。またはそれが思いやりだったりもする。

しかしデリケートな会話が気持ち良く成り立つ先にある人間関係というのは、素晴らしく強固で充実していると個人的には実感している。
ということもあり間違っている接客方法かもしれないが、私は敢えて積極的にお客様のテリトリーに入り込んだり宗教的な質問をしたり、相手の心に土足で踏み込む事がある。もちろん上記の事を私なりに踏まえて、のつもり。
そんなデリカシーのない私がなぜそのちんちんについて尋ねなかったと言えば、それが恥ずかしいちんちんだからではなく、私の技量の無さからである。
貴方にとって傷かもしれない経験か、はたまた誇らしい経験か分からない私には、尋ねた先の言葉がどのようなものであっても責任を持って会話を成り立たせる語彙力もコミュニケーション能力も持ち合わせていなかったのである。友人関係ならともかくそうではないのでなおさらだ。
だから貴方のちんちんに何か問題があったということは一切なく、私のコミュニケーションと接客レベルの低さからであるという事を伝えたい。

 


という責任感を持って横川さんが腑抜けていた時期、ぐるぐる巻きのちんちん画像を送って貰うように連絡をした。私は上記の事を踏まえているのだ。

 

 

 






(´・∀・`)



みなさまのちんちんが健やかでありますように♪







まきまい




次回は小学生の時に会った転校生の話から色々と。久々に真面目な文章を書きます。
Twitterからお知らせいたします。





3月3日は女の子、5月5日は男の子の健やかな成長を祝うとされていますが、それなら今月4月4日は何の日だろ。ということで私が勝手に決めることにしました。クエスショニングや性自認が流動的に変わる全ての人の健やかな成長を願う日。良い1日になりますように♪
と思って調べてみたら「あんぱんの日」でした。さようですか。
明治天皇水戸藩に訪れた時に木村屋のあんぱんを頂いた日とのこと。
では3月3日はクロワッサンの日、5月5日はチョココロネの日にしましょう。
と思って調べたらすでにありました!
クロワッサンは9月6日
チョココロネは5月6日
チョココロネ惜しい。

 











包茎手術⭐︎横川さんの記録⭐︎前編

陰茎の包皮口が狭い事によって亀頭が露出しない状態を包茎という。私が説明するまでもないが。
それ自体が直接的に何か不都合があるとは限らないが、何らかのトラブルの要因になる事も多々ある。
これを回避する方法に包茎手術を受ける殿方も少なくない。
正直なところ外見云々の問題だけなら気にすることないのになと私は思っている。でも何らかのトラブルが起きてしまう人にとっては、そうも言っていられないほど深刻な問題なのだと思う。

ある日「ねぇねぇ…まきちゃん…俺包茎手術しようと思うんだけど話聞いて」と長い付き合いのあるエロ屋関係者が打ち明けてきた。へ〜そうですかぁとしか思わなかったが、昔お世話になったオーナー(以下、横川さん)という事もあり無碍にできない。しかし正直彼の下半身事情などどうでも良い。
「竿と玉が絡まったからほどいてくれだったら聞きますよ」と言ったが横川さんはちんちんの話を続けた。
本当にどうでも良いので「横川さん、実は私お世話になったお客様向けにブログを垂れ流しています。それ以上話すとブログの餌食になりますが宜しいでしょうか?」と伝えた。
横川さんは「悩める同志がいるかもしれない。私の愚息事情で良ければ投下してくれ」と潔さを見せたので、親身になって聞く事にした。



この度このブログの生け贄になった横川さん。
一般の会社を経営しながら副業で風俗店を4店舗経営している猛者。保育園に源泉徴収など各書類を正規の会社名で出せるのでシングルマザーに働き易いと評判。愛媛県出身。50の代。趣味は筋トレ、ひとりキャンプ。好きな女性のタイプは完熟したぶりっ子。さとう珠緒松本伊代
後編は彼のちんちん画像が炸裂しますのでお気をつけてお開き下さい。最低限の加工はします。
*次の画像もモノクロ加工したちんちんなので覚悟の末スクロールして下さい。




彼はいわゆる仮性包茎で外見的には問題はなく清潔面においても保たれているとのこと。問題なのは皮が被っていることによって、隠れている亀頭の周りの皮膚が切れやすい。性の行為もヒリヒリして行う事ができずそれは年々酷くなっているという事だった。
私は話を聞いているうちに興味が沸き、とりあえず事務所で見せてもらう事にした。


突然のアップちんちん画像に慄いたであろうが、このようになんらよく見かける仮性包茎のちんちんであった。しかし皮をズラすと…

うわ!!痛そう!!キレとるやないかい!!
*さすがに画像は載せられませんでした


「横川さん…時は来ましたね…」とだけ伝えるのが私には精一杯だった。確かに見た目も衛生面も問題はないが細かい切り傷が刻まれていた。横川さんはゆっくりと頷きながらチンポコをしまうと早速病院探しを始めた。
まず横川さんが一番心配していた事は傷跡は残るのか?であった。プレイボーイという事もあり、やはりその辺りが気になるらしい。それとやはり痛いのか?完成までの期間は?であった。
現時点で私が分かる事は傷跡についてだけだが、はっきり言って残ると思う。間違いなく4ケタの数字の症例を見てきた感想がそれだ。がしかしその道の女性でなければちんちんに残った何らかの変化が包茎手術だと結びつかない可能性は多いにある、という思いを私は伝えた。幼少期ではなく大人になってからの傷跡はなんだってある程度は致し方無い。


*今回のブログも私が現場で見たり聞いたりした事を参考に書いているので、専門的な事は全く考慮していません。あくまでいつも通りエロ屋さんの戯言だと思ってお付き合い下さい。

手術はどれも魔法ではないので、完璧な仕上がりは過度に期待しない方が良いのではないだろうか。
少しでもそれに近付ける選択を考えるしかない。そのひとつとして縫合する糸には溶ける糸と溶けない糸があるが、抜糸が必要な溶けない糸を選択すべきだと思う。
私も何度か怪我で縫合して貰った経験があるが、いつも溶けない糸で施術して貰った。
溶ける糸は通院の必要がないというメリットもあるが一生を考えたら手間ではないし、抜糸の痛みも微々たるものだ。
傷跡が残りにくい絶妙なタイミングを判断して抜糸をしてくれるのも仕上がりの良さを左右していると思う。傷にもよるが抜糸はだいたい1週間から10日後。私が交通事故で顔の手術を受けた時は4日後に半分、1週間後に残りを抜糸して貰った。
しかし溶ける糸は溶けきるまでに4週間ほど掛かる。この間に傷跡が残りやすくなるだけではなく、糸の跡まで永遠にボコボコと残ってしまう事は多いにある。
もう本当にたくさんのそういう傷跡を見てきた。
その為溶ける糸は口内や出産時に会陰を切開した時などに適しているという話も医師から聞いた事がある。

実際に私が見たり経験者に聞いた術後よくある例をあげてみる。本人の感じ方にもよるが8割の人は多かれ少なかれこのどれかに当てはまっていると思う。もし当てはまっていないなら貴方のちんちんは希少である。
・隠れていた皮膚が出た事によってツートーンカラーになった
・傷跡がジグザグしている
・糸の跡が凸凹になった
・皮が被って効果がなかった
・感度が落ちた
・縫合部が色素沈着した
などなどがあるがこれらを含め私の考えは後編の最後に綴ります。今時点で取り急ぎ書きたい事は、だから恥ずかしいとか良くないということではありません。


私が横川さんに伝えられる情報はそれぐらいであって、俗に言う大手専用クリニックは良くないとか、個人病院が良いとか様々な話も聞いた事があるがそれはその人の好みによるので何とも言えない。
ただ私が男性なら個人病院を選ぶ。値段も安めに設定してある事が多いし、個人で長年経営している病院はその先生個人が優れている証だとも思うのだ。まぁ実際に経験した男性の仕上がりや話から色々と私になりに書きたい事もあるのだが、おそらく問題が生じるので割愛する。


値段はだいたい5万円〜30万円。多くは自由診療なので幅広い。そしてこちらは術式の一例。

これはとある病院から勝手にもってきてもた。病院や術式によって値段も変わる。こちらの病院では亀頭直下法が主流、根部切開法は一定の条件を満たしているちんちんにだけ適応があり、環状切開法は傷跡が残りやすいためやらないと断言している。率直に書くと上の写真はこちらの先生の説得力を強くする為に偏った症例を載せている印象を受けた。
術式については亀頭直下法は仕上がりにリスクがあると断言する医者もいるので本当に様々。

私は医者でもないし経験者でもない「包茎手術をしたちんちん見過ぎているただのエロ屋」だ。
本当にあくまで私の意見になり繰り返しになるが、どの方法にしてもバレない、完璧という事はないと思うし外科的手術をするのだからその辺はある程度諦めた方が良いと思うのだ。医術は魔法ではない。
正直に言ってどの方法でも「手術したんだな。あの方法かな?」とは分かるものだ。
何々方法だから分からないということはなくて、傷跡から何々方法かは分かるものだと考えた方が良いのではなかろうか。
というのも、もちろん過度な傷跡や悪い仕上がりは医師にもよるとは思うが、元々の皮の質や隠れた皮膚の色の差や、はたまた通常時と勃起時の皮膚の伸び方など様々な影響を受けて仕上がりは左右されるものだと思う。なので一概にこの先生だからとかこの方法だからと言い切れるものではない。
値段も高いから良い安いから悪いものでもないと思うし、あまり情報過多にならず自分がこうしたいとか医師とのフィーリングなどで決断する事を私はおすすめしたい。
余談ではあるが私が交通事故で鼻の軟骨を粉砕して顔面骨折した時の話。2回に分けて別の病院で手術をしてもらった。最初の先生は症例写真の仕上がりの良さや評判で選んだが、結局仕上がりに納得がいかず別の病院で再手術をして理想の状態に戻った。その際他院では最も傷跡が残りやすいと言われた手術方法でやってもらったが、仕上がりには非常に満足している。その先生には人生を救って貰った。心から感謝している。なので何だから良い悪いという事は一概に言えないのだと思う。





横川さんは何件か相談に行った末、長年個人経営している泌尿器科で手術をお願いすることに決めた。
自宅から近いという事もあったが、会ってすぐにこの先生にお任せしたいと思ったという。
包茎手術代は5万円の低料金。たくさんの人に自信がある自分の手術を受けて貰うためにという考えからであった。症例数5000を超える経験や診察の雰囲気なども信頼がおける人柄であった事や、仕上がりを考えて溶ける糸は使用しないという拘りも横川さんの理想と合っていたとのこと。
こちらでは先程紹介した現在では行わない病院も増えた環状切開法のみを行なっている。こちらの先生の意見は違った。どこの部分をどのように切除してどのように縫合するかが大切なことであり、自信を持っておすすめできると断言していた。むしろ環状切開法以外はおすすめできないという考えであった。


無許可ですが載せて良いと勝手に判断しました。







さてさてこの度横川さんが手術を受ける上で分かっている事を書こう。
病院名 日暮里泌尿器科内科 医師歴約40年
パイプカットや性病なども診てくれます。
手術代 55000円(税込)麻酔代、薬代込み
局所麻酔、電子メスで切開後、縫合。翌日来院で経過を診てもらう。問題がなければ10日後に抜糸。
抜糸までは包帯で固定。毎日消毒を行う。
お酒はしばらく控えた方が良い(腫れたり痛くなったり治りに影響する可能性がある為)でも別にいいよ、と案外適当らしい。
性の行為は約4週間後に可能。
術後は抜糸まで包帯で毎日ぐるぐるにしておくこと。
毎日消毒もお忘れなくだ。




さ〜あ!!盛り上がって参りました!

時は来た!いざ、来院です!!


日暮里は布の町。

横川さんを待つ間街歩きをする真紀真依。








まきまい


次回は横川さんのちんちんはいかに!です。







オケツが大きいカワウソボディだ。見たい猛者だけ見たいけコノヤロー。

久々に実家に帰った


パスワードのご入力ありがとうございます。
この度は一部を省き数日間の期間限定ブログとなります。
身内の話やプライバシーや写真がいつもより登場するので限定日記にしました。エロいから限定なのではないよ。
下までスクロールしてとりあえずエロい写真だけ見ようとしても、そんなものはないのよ。
なんだか文章を読解するのは手間だけど、分かりやすいそういう写真だけは見ておきたいという人、すまんね。


昨年の暮れ。
数年ぶりに実家に親族が数名集まる事になりました。
家族は職業柄年末年始が休みではない者が多く、帰るタイミングは皆バラバラなので珍しい機会でした。
私の実家はとても田舎です。
モノがなくなったら疑われるのは人間よりイタチです。中学生までは薪を割ってボイラーに入れてガスを焚いていました。今はリフォーム済みです。

これは我が家ではありませんが、こういうお風呂でした。なんだかんだ言ってもさっそくだぞ、見たい猛者だけ見ていけコノヤロー。

 

*写真は削除




地元は学生時代のカースト制度が一生続くのではないかと思うぐらい狭い世界でした。もっと広い世界を知りたい、東京には全てがあると勝手に思って疑わなかった私は(そんで詐欺にあってエロ屋になった)18歳の時に家を出ましたが、本当にそれで良かったと思っています。社会勉強ができました。
離れたから分かる事もたくさんありましたし、後に書きます実家や田舎の有り難さも分かりました。



4年ぐらい前の夏に撮った写真。夏になるとあちこちで大きいヒマワリがたくさん咲きます。

 

*写真は削除









*世界中にプライバシーを垂れ流したので大幅に削除しました。
限定公開期間に読んで下さった方ありがとうございました。






当時私自身は実感がなかったのですが、学校で会う友達とは違う環境が身近にありました。それが原因で閉鎖的な村ではイロモノ枠であったりする事もありましたが、気にはならず暮らしていました。
父は仕事柄や人柄的にも自由人なので近しい親戚との縁は切れてしまい、いわゆる親戚付き合いはなくなってしまいましたが別の出会いがありました。
父と母は子育てをするというパートナーである事以外はお互い全く干渉しません。私達をお腹一杯にする事以外に取り決めはしないと婚姻時に決めています。
そんな父の側室の子も当たり前のようにかわいがっていた母。これはもしかしたら当たり前の事ではないのかもしれません。
どこで誰と関係を待とうが良い、取り決めごとのない夫婦の環境下にいても母はずっとどこに行くでも誰と何をする事もなく、私達の母でいてくれました。誰の子でも手料理でお腹いっぱいにしてくれました。
姉妹が入退院を繰り返していたので幼少期は母と過ごす時間はなかったのですが、私は愛に飢えた実感もなく何不自由なく暮らしていたと思います。


私はそんな地元を閉鎖的な場所だと思い込んで生きてきましたが、果たしてそうだったのだろうか?と今になって思うのです。
私にとって性質の異なる群や個が存在していること、最近よく聞くようになった多様性というものを教えてくれたのはエロ屋である。と思っていました。
しかし最初に教えてくれたのは、私が閉鎖的な環境だと思っていあの場所だったのだと今になって思うのです。
縦の繋がりに絶対はなく、横の繋がりの方が強固である事もあると私は思っています。
親和関係を作れる場所は必ずしも家族や血の繋がりである必要はありません。
家族だからといって必ずしも自分のパーソナリティを知られる必要も知る必要もありません。
それでも誰かに知ってほしい、話したい人はどうしたらよいのか?
エロ屋はエロを買う所。でもそれ以上にパーソナリティを吐露できる場所、認め合える場所にしたいという事が私のモットーです。あくまで私の。
では認め合う事とはどういうことなのでしょうか。
賛成できなくて良い、受付けられない人がいて当たり前。ただ否定しない攻撃しない、シンプルにそういう事だと私は思っています。

エロ屋さんである私を認めてくれているのは実家の家族ではありません。貴方です。
みなさまどうもありがとう!!

 

昨年の夏、土浦のビジネスホテルより。

※写真は削除




まきまい













次回は包茎手術経験者に根掘り葉掘りした、です。経過写真も載せます。
Twitterからお知らせします。



2023⭐︎ごあいさつ

あけきりましたが改めましてあけましておめでとうございます。
性のパートナーの共通点はオマタを舐めるのが好き、丁寧で上手。真紀真依です。
無事皆様と新年を迎えることができ、大変嬉しく思います。

世界に放り投げたTwitterの音声あいさつを聴いて下さった方、お付き合い下さりありがとうございます。
飽きもせず毎年恒例となりました。
聴いとらんよの方もいらっしゃると思うので、今回は内容が重なります。



昨年はどのような一年でしたでしょうか。
私は推し活という言葉をよく聞きました。
面接で女の子とお話しすると志望動機は私達の時代は借金とかちょいと暗い動機が多かったのですが、今は推しの為に働きたいです!っていう女性が増えましたね。
コンセプトカフェに行く為とか女性用風俗店に行く為とかよく聞きます。
私の推しはですね「あずみ」です。
漫画の「あずみ」ご存知でしょうか?90年代の作品かしら。再び読み始めました。暗殺部隊として育てられた身寄りのないクノイチの少女の人生を描いています。
最初はね、物語そのものがおもしろくて読んでいたのですが段々と主人公のあずみさんに幸せになって欲しくて、それを見届けるまでは!のような気持ちで読み進んでしまいましたね。
読んだ事ある人はそうそう!なんて思って頂けるのではないでしょうか。
名だたる歴史の大名も登場するのですが、その戦いに敗れた残党達にも目がいきます。派手にスポットが当たる事はないのですが、そうした者たちはどうやって生きるしかなかったのか?と考える事ができます。
学校の歴史は勝者が作った時代を学ぶ事がオモですが、敗者が作った時代があるというメッセージ性も感じ取れる作品だと思います。

ネタバレにならなければ良いのですが…作者の小山ゆうさんは次から次へと個性的で愛しい人物を登場させますが、惜しみなく殺します。
なんてアーティスティックなんだと思いながらも、悲しくもあり悔しくもあるシーンが盛りだくさんです。
ことごとく亡くなるので、途中から感情移入せず推しは決して作らない精神を決め込みました。


優しくて強いあずみ。とても無垢。
剣士としてのプライドが彼女を支えているのではなかろうか。







昨年もお世話になった茨城に何度か行きました。
そしてやらかしましたよ。M男グッズなどなどをキャリーバッグに入れてSM3P企画に参加した帰りの事です。
つくばエクスプレスに乗って北千住で降りたんですけど、荷物棚にキャリーバッグを忘れてそのままキャリーバッグは終点のつくばまで行ってしまったんですね。そして慌てて次の電車でつくばまで行って駅員さんに尋ねてみました。

そしたら「はい。黒いキャリーバッグですね。ありましたよ。ご本人確認の為に証明書と中身何が入っていたかお答え頂きますか?」と言われたのです。
中身…はい、中身。なんて言おう。
「…大人向けの〜お仕事道具ですー」って言ったら
「はい、確認取れました」と言って有り難く受け取る事ができました。
本当にその節はご迷惑をおかけいたしました。駅員さんがね女性でしたらね、ちょっとまあ他の感情を満たしてしまった事でしょう。
 
 
こちらがその一部です。その他にペニバン、低温蝋燭やコスチュームなどが入っていました。




今年はどのような年になりますでしょうか。
巷ではタイムパフォーマンスを上げるという事が話題に上がっていますね。タイパですね。流行語大賞にもノミネートされていましたね。いかに効率を上げてロスタイムを防ぐか。それはプライベートでも。
私は効率が良くない人間だと思いますし、色々と時間が掛かる人間だと思います。
エロ屋のお仕事も確固たる精神論ができるまでに20年ぐらい掛かりました。とは言えそれもまだまだ完璧ではありません。技術面においてはお話になりません。

今は学べるコンテンツも増えましたしエロ屋に限らずあらゆる勉強、全ての分野において素早く吸収がしやすい世の中です。
辞書を引く事もなければ、分からない事があってもコミュニケーションを取らなくてもスマホで調べる事ができます。便利になりましたね。私も重宝しています。

しかしなぜでしょうか。
ここからは完全に個人的な考えです。
エロ屋で言えば現場で集客してきた方々や、場数で学んできた方々は醸し出す雰囲気や匂いが違うのです。人となりが違う。ゾクっを通り越してゾッとする事すらあります。
彼女達と接するとロスタイムと思われるものは果たして本当にロスなのか?と思わずにはいられないのです。
もちろん今の時代はSNSを上手に使って集客したり学ぶ事も才能やお仕事の一つですし、そうでなければ昔のようにはいきません。こんなことを思う私が古い人間でアナログなだけとも言えます。
でも少なからず私にはロスタイムが必要なのです。


自分は時間が掛かる人間だなぁと思っていましたが、一見ロスタイムとも言える中に大切なものが詰まっていたのだと思います。
食べ物にしろ簡単に美味しいものも買える世の中ですが、自分の体に入るまでの時間が私にとっては自分を作っているような気がしています。
言葉の意味を調べる手間や人様の考察を知る前に自分で読解する時間も同じです。
感情をすぐに吐き出す事ができるてっとり早いツールも増えましたが、グッと自分と向き合う時間に大切な事がありました。
もしあの時片指ひとつで表現していたら私はどうなっていただろう?と思うのです。


これを教えてくれたのは現場で出会ったお姉様方に限りません。
これだけアダルトコンテンツが増えた世の中で風俗に行くという事は、お客様にとってタイムパフォーマンスが良くないことかもしれません。
たくさんの時間と労力を掛けますからね。
いただいたものは金銭的なもの以上にその手間隙だと思っています。
めんどくさくてアナログな事には大切にしたいことがたくさん詰まっていると貴方にも教えて頂きました。


貴方の大切なお時間を本日もありがとうございました。
今年も無駄でくだらない時間を、気づいてみれば大切な時間に自分で変えられたら良いなと思っています。
お互いにとって心豊かな一年になりますように。

それではご機嫌よう♪
 
 
 
 
音声あいさつに載せた写真です。見たい猛者だけ見ていけコノヤロー!

 

※写真は削除



まきまい




*次回のブログは限定記事になります。
パスワードを記入してぜひご訪問下さい。
親族の話やら真紀真依のプライバシーを載せます。写真もモザイク薄めの為、限定公開となります。
数日間で削除する予定です。
パスワードは「まきまい」になります。
「」は省いてくださいね。まきまいよ。
ってこの一文もしばらく経ったら消さんとね。

12月に早々に親族でお正月気分を味わった話。
姉妹やら母やら父の側近の息子やらわけわからん親族とよく分からない事したよ、です。

 

新年の音声ごあいさつ

 

新年の音声あいさつです。

 

⭐︎その1⭐︎

https://twitter.com/cny19602178/status/1609411342922035200?s=46&t=CDO0XOefiHC6uHwiUoAaNQ

 

⭐︎その2⭐︎

https://twitter.com/cny19602178/status/1609411747252928512?s=46&t=CDO0XOefiHC6uHwiUoAaNQ

 

⭐︎その3⭐︎

https://twitter.com/cny19602178/status/1609412138967379968?s=46&t=CDO0XOefiHC6uHwiUoAaNQ

 

 

次回は文章バージョンです。

 

 

毎年のお楽しみ。七草粥をいただきました。

 

 

まきまい