☆エロ屋さんの戯言☆

長年エロ屋に関わっている自分の日常のあれこれや戯言を綴っています☆

ちんちんの健康を考える⭐︎前編

あまり表沙汰にはならぬ社会問題が世の中にはたくさんあると思うのです。きっとポルノ中毒と膣内射精障害もそうであろう。
私としては「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」での特集を熱望しています。
更には小学生から必修科目にすべきものだと思っています。
随分と前から本当に痛感していたのですが、これについて書くのはためらっていました。
なぜなら私達エロ屋も、ポルノ中毒や射精障害を助長させている原因のひとつだという思いも否めないからです。エロ屋の本来の役割はそうではなかったはずなのにどないしよ。
なのでこれについて書いたら何やらが矛盾してしまうと思っていました。
しかしもう言うとる場合ではないのでパンドラの箱でも開けてみようかしらと思います。
初めにご了承頂きたいのですが、これは1人のエロ屋が経験を通して思った事や学んだ事です。
専門的に見たり人様から見たら間違っている事もあると思います。
あくまで1人のエロ屋さんの戯言だと思ってお付き合い下さいませ。
それでは「池上真紀真依の膣内射精障害とポルノ中毒スペシャル」のはじまりです。
絶対楽天ブログではエラーになるだろな。はてなブログにあげるのが今からわかるぞ。

⭐︎だいたいの内容、順番バラバラよ⭐︎
射精障害やポルノ中毒について
原因やメカニズムや改善方法
その他諸々エロ屋の1人としての正直な気持ちや厳しい事も書いたりと、おそらくこんな感じになると思います。


⭐︎そもそもポルノ中毒ってなんぞや?
インターネットなどによるアダルト視聴依存に陥り、それにより様々な悪影響が出る怖いやつ。

⭐︎そもそも膣内射精障害ってなんぞや?
オナニーでは射精できるのに、膣内では射精できない現象。射精障害の一種。

⭐︎んで射精障害ってなんぞや?
大きく分けて
早漏→挿入後1分以内と定義されている
逆行性→膀胱へ精液が逆流してしまう
神経性→脊髄損傷などが原因
心因性→精神面や気持ちが影響
そして膣内射精障害。

一言で膣内射精障害と言っても様々な要因がありますが、今回は間違ったオナニーの仕方が原因に絞って書きます。
とある泌尿器科を受診された患者さんのデータです。
これはあくまで自覚している患者さんが受診したデータです。その上で膣内射精障害は推定270万人とも言われていますが、そんなものではございません。もっともっとです。

 


ちなみに男性の不妊理由第1位となっています。
精子に問題がなくても膣内で射精ができないため受精に至らないのです。

 

⭐︎原因⭐︎


強い握力、あらゆる手技、アダルトグッズなどなど膣の圧や感触とは異なり過ぎるものになれるのは危険です。そして風俗などによる刺激の強すぎるプレイも。
それらはあくまでも非現実を楽しむ別物なんや。
間違ったオナニーの仕方を癖付けてしまうと、膣内どころがそれ以外の方法で射精できなくなります。使う筋肉や脳の回路が間違って癖付きます。
決まりきったやり方でないとイケない、自分以外ではイケない事が当たり前になります。
別に良いかもしれんが、性のコミニュケーションが取れなくなる可能性もありますし、満足度も低下します。相手に原因があると考える人もいますが大半は自分に原因があります。
誰に迷惑を掛けているわけではないと捉えるには事が大きいと思う時が来るかもしれません。
相手に大きな精神的負担を掛ける事もあるでしょう。


しかしエロ屋としてそれだけを書いて終わりにしてはいけないと思っています。
現実的な厳しい事を書くよりも、治したい人や予防したい人を良い方向に導く事が大切です。
詳しくは後編に書きます。




続いてポルノ中毒について。
何冊かの本を読んで私になりにまとめた事を書きます。
インターネットが身近になった昨今、これは非常に問題視されています。
脳には「報酬系」という神経系がありそこから快楽物質であるドーパミンやアドレナリンが放出されます。
そして「報酬系」は喜びや期待に関連する神経回路であり、食と性にも大きく影響しています。
性と食は人類が存続する為には反復しなければない為、快楽を覚えさせる必要があるのです。
正しい行程を踏んだり心地よい程度に放出されるととても良いのですが、枯渇し易く依存性も高い。
例えば勉強をがんばって合格したり、欲しい物の為に働いて手に入れた時などなどに報酬系から快楽物質が分泌されますが、この行程をぶっ飛ばしてダイレクトに刺激するものが世の中には溢れています。



人類の歴史に比べて化学の歴史は微々たるもの。
脳の構造は現代の科学の発展に対応するほど進んでいないので、アルコール、砂糖などの糖分、化学調味料、薬物、ゲーム、ポルノの刺激も素早く快楽を覚えてしまい、本人の意思とは関係なく依存させてしまいます。
怖いのは「慣れ」が生じるこです。もっと刺激的なものを!とキリがない。もっとエロくてヤバいの見たいぜ!となります。
「慣れ」が進むと普通の性どころか普通の生活にすら支障をきたすようになってしまいます。正しくホルモンが分泌されなくなり、当たり前の幸せすら感じられなくなってしまうのです。
無気力、無感情、はたまた鬱病を発症したり感情のコントロールもできなくなったり。これは覚醒剤のメカニズムと一緒です。
精神科で受診しても親身になってくれる先生ではない限り、対処治療と処方箋を出して終わりにすることでしょう。薬剤大国NIPPON。
となると子供の頃から過度に報酬系を刺激するものばかりに触れさせる事はどんなに恐ろしいことか。

上記の通りこの報酬系は「期待」に行動している時も活性化されます。そしてこの行動にも当然依存性と慣れが生じます。
例えばSNSの反応が気になって開く行為。反応に「期待」している時に分泌されている快楽物質は薬物同様かそれ以上の影響力とも言われています。
その行動に日常が支配されている人が多いのは現代の病でしょう。別名「21世紀のアヘン」と表現している学者さんもいます。
ギャンブル依存性の人はまさにこの「期待」に行動している依存から抜け出せなくなっている状態です。
ポルノ依存もギャンブルも薬物もこの異常から抜け出すのは本当に苦しく大変な事だと思います。
そして風俗店で過剰サービスを「期待」する事が遊び方になっている人も、同じ現象が起きていると個人的には思うのです。
その体験をするとその記憶と期待から抜け出せなくなるのだと思います。
もちろん「そんな事もあったな」で終わる人もいますが。でもおそらく相手の人間性よりも「過剰サービスしてくれた人、してくれた記憶」の印象の方が残りやすいのではないでしょうか。
性とは安直で刺激しやすいです。少し意味が異なりますが、前回書いたブログで「性的な印象を与えた者はそれ以外の事で理解してもらう事が難しい」というのはこの辺りの脳の構造も影響しているのではないかと思います。


スマホやアダルトサイト、SNSや匿名掲示板や課金ゲームetc…
開発者の天才達は人類に悪影響が出ることは最初から知っていて世に生み出しています。
彼らは「自分の孫にはスマホは与えたくない」と言っていますから。ではなぜそんなことするかって搾取しやすいメカニズムを利用しない手はないからでありましょう。
人類の健康など考えず搾取だけを目的とするものは世界中に溢れています。
これが私が過剰サービスを嫌う理由のひとつです。
お客様の脳にそのような経験を残す事は、本当に良い接客なのでしょうか。
もちろんルール違反であり、マナー良く遊んでくれるお客様が損をしない為にやらないが大前提です。そして自分がしたくない、自分の気持ちを大切にしたいから。
その接客を繰り返してしまったら、多くのお客様は正規サービスでは物足りなさを感じてしまう脳に変換されるのではないかと思うのです。
お店や女性側は一見お客様の為に過剰サービスで喜ばせているようでも、それを受けた脳内では決して本人の為にならない現象が起きています。
その場限りの快楽を求める脳は、長い目でみたら幸せにはなれません。そして悲しい事に正規サービスを提供している人が「物足りない」と思われる事もあるでしょう。
お互いの思いやりが分かり合えない脳にする事はとても簡単です。
私は風俗とは単に快楽の為にある職種だとは捉えていません。



エロ屋さんは個人事業主でありそれぞれ自由です。
私は誰がどんなプレイをしていても一切口を出しません。出すべきではありません。
組織に属している以上は人それぞれでは済まされない部分は多々ありますが、お互いを尊重し合うべきだと考えています。
ただ今回は脳のメカニズムを考えた時の対策を書かなければと思ったので、自分なりに調べたり現場で感じていた事や経験して学んだ事を書かせて頂きます。
そんな私の接客が嫌いな人も否定的な人もたくさんいらっしゃいますし、現場でクレームを頂いた事も多々あります。ですので参考までにお付き合い下さいませ。


これを食い止められのは女性側である。です。
なぜなら時に男性はチンパンジーなのです。
決して悪口ではないのですがでもチンパンジーなのです。いや、ごめんなさい。バカにしているのではないのですよ。そもそもチンパンジーがバカだとは思っていないですし。
これは自分の心がエロ業界で潰れない為、男性を理解する為に私なりに勉強した事です。
人様を理解する為には、感情だけではなくて医学や心理学など理論的に学ぶ事で解決する事もたくさんあると思います。
ちなみに私を選んで下さったお客様にはそういった事(チンパンジー現象)は感じられませんでした。私はとても大切にして頂きました。

で、さっきからチンパンジーってなんぞや?
男性は性的興奮を得ると目的の為ならチンパンジーと同じ判断能力になってしまうと医学的に判明しています。なので勃起している時は、ある意味チンパンジーなのです。とある実験でも性的な写真を見た途端に男性の脳はチンパンジーと同じIQになるというデータがあります。具体的には20秒先の未来しか考えられなくなるとのこと。
ちなみに性だけに限らず恋愛でも起こりうる現象なので女性でもあり得ると思いますし「恋は盲目」とは上手く表現されていますね。

とある知人は「目的を達成するまでは絶対に風俗を辞めない!子供も産まない!」と豪語していましたが避妊しないで妊娠して中絶をしたと聞いた時、私は密かに「あぁチンパンジー同士の交尾をしたのか」と思っていました。
人間に戻ったら何十年先の未来まで考えられるようになった為、産まない選択をしたのだと思います。
私は「ゴム装着率100%」と言うと驚かれるのですが、当たり前田のクラッカーです。SEX中に勢い余って中出して子供と自分の人生を見失うほど愚かな女ではないのだ。



あたり前田のクラッカー。
大阪に本社を置く前田製菓のお菓子。
ルヴァンでパーティをするのは東日本人、前田でパーティをするのは西日本人。プレミアムクラッカーでパーティをするのは加山雄三。諸説あります。




逆に言えばこのチンパンジー現象は人類の存続の為には必要な現象なのでしょうね。
これを踏まえている為か私は興奮時の相手の事は信じられないのです。好きとか言われても「今IQが下がっているから言えるんだろうな」と冷静に分析してしまう人間になってしまいました。酔っ払いも同様。
醒めた後に口説いてくれよ、チンパンジー君よ。
でもセックス中に褒めてくれないのはイヤや!!チンパンジーでも何でも良いから褒めてよ!!
なんやねん。


このチンパンジー論を学んでから接客中も色々と合点がいくようになり助かりました。
ぐぎぎ…チンパンジーだからお尻触ってきて信頼関係のもと「手当てるだけなら良いよ」と言うと「イク為にお尻さわっても良い」と変換してしまうし、何事も性的快楽が得られる都合良い方に変換してしまうのだ。
お店のお約束を聞いている時は人間なので理解できても興奮したらチンパンジーなのでもうわけわからんちんで忘れてしまう。なので怒られるとか恥をかくとかサービスの質が下がるかもとかも考えずに「ウキー!ウホ!アイアムチンパンジー!!オラ射精したいー」ってなるからそんなの分からないのよ!忘れてしまうのよーっっ!!
仕方あるまい、うん仕方あるまい。

だからこそ女性側が人間脳を保って制御しなければならないのです。あくまで理性を無くしたフリを提供し、仕事中に理性をセーブできなくなるなんてことはあかんのです。無理矢理でもない限り、過剰サービスを食い止めるのは女性の役割だと私は思うのです。
それが上記の脳のメカニズムの抑制に繋がるのだと思うのです。
過剰サービスはお客様の為にはならない。
与えられたルールの中で慣れないホルモンが分泌されるメカニズムに着目する。それを刺激する接客がお互いが幸せになれる方法だというのが私の持論です。あくまで私のです。
ちなみにどこからが過剰サービスと捉えるかをあまりにもガチガチにするという事ではないです。


近年のエロ屋(AVや風俗などの総称)は更なる快楽や技術を追い求めるレベルが非常に高いです。
学べるコンテンツも多いですし、何より意欲的な人や趣味である人も増え向上欲が素晴らしいです。
容姿も接客レベルも本当に高い人で溢れています。
ヘルプで現場に行くと己の不甲斐なさに圧倒されてしまいますし、戦力にならない事も度々あります。
もう人類の快楽は来るところまで来てしまいましたね。もっとおいしいものをもっと気持ち良いものを、もっと外見が優れた人を…って。
もう人類の「報酬系」はバグっているよ。
愛と脳科学と化学のバランスが壊れてしまっているのよ。
先人達が良かれと思ってやってきた事が行く末どうなってしまうのかと不安な世の中です。
そんな搾取社会にちんちんをダメにされてはならないのです!正しいオナニーと適切なアダルトとの付き合い方で良いちんちんを育てるのだ!!



後編へ続きます(*´∀`*)



ちんちん目の前にして「待て」の姿勢。見たい猛者だけ見ていけコノヤロー!




*私のSNSはフェイクが多々あります。



まきまい